「やまぐち農林業の知と技の拠点祭」を取材しました!
今回は防府市にあります山口県農林総合技術センターで11月3日に開催された「やまぐち農林業の知と技の拠点祭」の取材にやってまいりました。
2023年4月にオープンした「農林業の知と技の拠点」で農大教育や社会人研修の取組紹介、県産農林水産物の販売など、山口県の農林業や食の魅力を体験できる内容となっておりましたので、ご紹介していきましょう!
※農林総合技術センターについては、別の記事で紹介しておりますのでそちらを御覧ください!
開会式
イベントの開会式では、村岡嗣政山口県知事をはじめ、池田豊防府市長に、開会のご挨拶をいただきました。
その後はもちまきも行われ、子供たちだけでなく大人も一生懸命にもちを追いかけていました。笑
県産品を使用した出店も勢ぞろい
山口県の農林水産物を使った商品ブランド「山口グッと産品」に登録された商品が実際に販売されていました。
防府市大道にあるカフェ「れんげハウス」では、食用花「エディブルフラワー」を育て、フラワーティーに加工されていて、素敵な香りを漂わせていました。
庭園で無農薬にこだわり育てたお花を乾燥させてお茶にしているそうです。菓子加工も行われていて、栄養成分分析は農林総合技術センターのオープンラボを活用されているとのこと。身近な場所にオープンラボがあり助かっていると話されていました!
他にも、採れたての野菜や果物、生花の販売もたくさん出店されていて、オープンして間もなく売り切れる商品もあったり大盛況な現場でした
農大生が多く活躍!
また、今回は山口県立農業大学校の生徒の皆さんが、自分たちで育てた野菜や果物などを大きな声で売り込む姿も見られました。
その中でグリーンレモンとライムを栽培・販売していた園芸学科2年生の高木さんにお話を伺いました。
「収穫や選定の作業はとても大変ですが、自分が大事に育てたレモンとライムをお客様が目の前で買ってくださるのを見て、とても励みになりました」
香りもとても良く、レモンとライムを使ったレシピも紹介されていて、消費者の購買意欲を高める方法も学ばれていると感じました。
残りの学生生活は歴代の味を守るために、後輩へ栽培技術を全力で引継いでいくとのこと。
将来の農業を支える人材として、今後も頑張って欲しいですね!
最後に
大盛況の中終了した本イベントですが、これをきっかけに農林業の楽しさ・魅力を地域の方々に知ってもらえればとてもうれしいですね!
今後もいろいろな情報を発信していきますのでお楽しみに!