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『大型特殊自動車免許(農耕車限定)取得研修』を訪ねました!

 

少し肌寒さを感じる秋晴れのもと

大型特殊自動車免許(農耕車限定)取得研修会にお邪魔してきました!

 

 

10月~2月の間に、6回

(1回当たり20人程度で約1週間)開催されています。

※定員に達したため現在は募集を行っておりません。

 

 

この研修は

高度な運転技能を有する農業者の育成を図り、

農業生産性の向上と農作業の安全を

確保することを目的として開催されています。

 

全国的にも多くの県で実施されているようですが、

免許試験の受験まで可能な研修会は珍しく、

農業の振興や農業者の安全確保を

考えられてきた長年の背景が伺えます。

 

本研修会は、農業大学校への農業試験場の

移転工事により休止していたものの、

昨年の法改正もあり、研修再開を求める多くの要望に応えるため

農業大学校がいろんな機関と調整を行い

道の駅潮彩市場の近くに仮設の試験コースを設け

再開されることとなったところです。

 

 

研修で使用されるのは70馬力のトラクター。

(お、大きい。。。)

 

 

コース上に目をやると、仮設ならではの木材縁石。

 

 

直線・曲線を描き綺麗に敷き詰められ、

なかなかお目にかかれない光景です。

 

 

また、教習所で必ず見かける方向転換設備は・・・

なんと農業大学校の先生方の手作り!

 

 

農業用ハウスの部材などを活用し作られたそうで、

研修再開に向けた努力や尽力に感動しました。

 

 

この日の受講者の方々は東は柳井市、西は長門市から。

農業法人で長年オペレーターを務めるなど

大ベテランの方々ばかり。

 

少しお話を伺ってみると・・・

“普段乗り慣れているからこそ自分の癖ができている。

農耕車で公道を走るということは

乗用車になるべく迷惑をかけないような運転と

安全確認を徹底しないといけない。

免許は必要だけれど、こうした研修はすごく大事。”

と仰っていました。

 

 

他の受講者や先生の走行を見ながら、

確認ポイントについて

声に出して確認するなど、

6日間の短い研修期間を無駄にしないよう

真摯に向き合っていらっしゃいました。

 

 

再開にむけて尽力された関係者の方々や

研修に参加された方の安全への向き合い方に触れ

貴重な研修だと改めて感じました。

 

 

本研修のほか、

様々な資格取得研修が実施されていますので

農業大学校のHP(リンク先へ移動)

を随時チェックしてみてくださいね。

 

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