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就農6年目のナス農家「中山さん」を訪ねました!
こんにちは!雨続きで気分も落ち込んでいましたが、農家さんに貴重なお話を伺えるということで、ワクワクしながらやってきました!
今回の主役は、就農6年目・地元新田地区でナスを栽培されている中山さんです。
✔︎ナス栽培について
ナスは今が収穫期。前年の秋頃から畝作りがスタートし、春に定植します。
日の出とともに朝5時頃から作業を始めます。日中の暑さを避けるため、地域の方々にお手伝いをしてもらいながら、涼しいうちに総出でナスを収穫します。
(それにしてもキレイなナスですね。焼きナスにして食べたい!)
収穫したナスは近くの作業場で一つ一つ丁寧に汚れを拭いて袋詰めします。作業が終わり納品しに行く頃には夜12時を回ることも少なくないそう。
これを毎日続ける中山さん、本当にすごいです。
✔︎中山さんの行動力と謙虚さに感服しました
中山さんのすごいと感じたところはとにかく「行動力」があること。
サラリーマン時代、趣味で家庭菜園を始めたことがきっかけで、30歳で脱サラを決意。防府市にある山口県立農業大学校に入学し、農家への第一歩をスタートさせました。
卒業してそのまま農家デビューを飾るかと思いきや、なんと青年海外協力隊として中米のグアテマラに。
理由を尋ねると「遠く離れた国で、日本と異なる文化に触れてみたかったから」というピュアな回答に、驚きを隠せませんでした。笑
「赴任地のグアテマラはじゃがいもの生産地で、農業で地域発展を目指していました。当時じゃがいもに関する勉強をしていなかったので、農業大学校の先生方に特別に個別授業をして頂きました。また、独学でスペイン語を勉強したりしました。」と語る中山さん。
まさに行動力の塊です。
また、就農前に研修でお世話になった下関市のナス農家さんを訪ねた際、畑の管理のクオリティに驚かれたようで、
「普通、露地ナスは10月以降収穫できなくなることが多いんです。しかし、その農家さんのナス畑は収穫期を過ぎても活き活きとしています。常に真摯にナスと向き合っているからこそ成せることであり、自分はまだまだだと感じています。」
常に謙虚さを忘れず上を目指す姿勢が農業には必要なんだな、と痛感した瞬間でした。
✔︎時間の融通が効くのも農業のいいところ
繁忙期である今の時期は休みなしですが、冬の時期は比較的自由な時間を確保しやすいなど、時期によってワークライフバランスが変化するのも農業の特徴。
「忙しい時期が明けたら、国内旅行にでも行きたいですね。コロナが落ち着いたらスペイン語圏の国にも遊びに行きたいです。笑」と嬉しそうに語る中山さん。
ご家族との時間も大切にされていて、尊敬するところばかりでした。
中山さん、忙しい時期にお時間をさいていただき、ありがとうございました!
今後も防府の素敵な農家さんを訪問していきますのでお楽しみに!
【『中山さん』過去の先輩農家インタビュー】