【水稲農家】稲刈りの様子を取材しました!
こんにちは!少し肌寒くなり、秋の到来を感じる季節になりましたね。そしてちょうどこの時期は、みんなが大好きなお米の収穫時期です!
ということで、今回は防府市佐野エリアで稲作をされている株式会社八十八夜さんを訪ねました。
約20ヘクタールもの土地を使い、稲作を展開している株式会社八十八夜さん。
稲作の他にも、年間をとおして花卉の栽培を行っています。
コンバインを使い、らせん状に刈り進めていきます。みるみるうちに刈り取っていく姿は圧巻ですね。
風などで倒れた稲も多少なら機械がすくい上げてくれます。刈り取った後、コンバインの中で稲穂と籾(もみ)を分離する「脱穀(だっこく)」が行われます。
稲刈りのタイミングは、稲の成長度合だけでなく、台風や強風で稲が倒れたり、雨が続いた後は地面がぬかるんでしまうため作業ができないなど天候にも大きく左右されます。
最近は晴天が続き、稲も圃場もしっかり乾いているので、今のうちに収穫を済ませたいとおっしゃっていました。
コンバイン後方からは、脱穀時に出る葉や茎の部分を粉砕して吐き出されます。
農業というのは工程が多く重労働な仕事なので、設備投資し、機械の力をうまく活用することも重要ですね。
機械いっぱいに刈り取ったら、背中に付いていたホースを伸ばし輸送用のトラックにお米を入れていきます。
こういう機械が動く様子って、なぜか心躍りますよね(働く車好きならわかってくれるはず)!笑
先ほど収穫したお米たちがどんどんトラックに積み込まれていきます。
トラックで作業場に運ばれたお米たちは、次に、昇降機を使って乾燥機に入れられ、乾燥作業へと移ります。
こちらの大きな機械が乾燥機です。営農当初1台だったのが、栽培面積の拡大と共に増やし、現在は3台がフル稼働しています。
私が想像していたものより5倍ぐらい大きかったです。笑
乾燥作業の後、籾殻を取り除くと皆さんのよく知る玄米となります。さらに精米をすると白米へと変化していきます。
私たちがお米を口にするまでにさまざまな工程があるんだなーと改めて感じました。
最後に、あたり一面を包みこむ稲穂は、とても美しく、これからもこの風景を守っていく人々が増えればなと感じました。
こうした取材を続け、このHPを通じて農業を志す方々をこれからもサポートしていきますので、よろしくお願い致します!
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