拓け!!ほうふ農みらい

先輩農家インタビュー

挑戦を積み重ねる日々

栽培品目/小松菜・春菊

松原 篤志 さん

Q.就農して4年目になりましたが、就農直後と今で何か変化はありましたか。

就農直後は目先の栽培・生産に追われていましたが、作業の効率やスピードが向上し、現在は「今年は何をチャレンジするか」という目標を日々考えながら経営することができるようになりました。

 

Q:就農当初と比較して、栽培作物に変化はありましたか?

初年度は小松菜と春菊に加え、少しですがほうれん草を栽培していました。現在はほうれん草の代わりに3年目から始めた水菜を栽培しています。

 

Q:新しい作物の栽培はどのように学びましたか?

研修中に少し教わったこともありますが、基本的には自分で調べたり、先輩農家に電話で相談したりして学んでいます。また、部会で水菜を栽培している人に話を聞き、試行錯誤を重ねて栽培しています。

 

Q:就農して一番大変だったことは?

一人で経営しているため、自分が動かない限り何も進まないことが最も大変だと感じています。風邪をひいてしまうと作業ができなくなるため、体調管理の重要性を特に実感しています。

 

Q:休みはありますか?

基本的に毎日農作業をしています。作業をしない日でも施設の換気などで現場に足を運んでいます。朝に窓を開けに来て、一度帰宅し、午後に再び窓を閉めに行くといった管理作業をしています。

 

Q:現在挑戦していることは?

水菜の出荷量を安定させることに取り組んでいます。昨年は少量しか出荷できませんでしたが、今年は出荷量を増やすように計画しています。また、小松菜で有機肥料の使用や農薬低減への取り組みを行い、新しい取引先の開拓にチャレンジしています。

 

Q:今後の目標は?

目標売上額を達成することです。現状不足しているものを分析し、改善することで、今年を大きく飛躍する年にしたいと思っています。

 

Q:農業に進むことを考えている人にアドバイスはありますか?

辛い部分も多いが、努力を続ければ生活できる職業だと感じています。一攫千金を狙う職業ではありませんが、好きなことをコツコツ続けることで成果が得られます。頑張った分だけ収入に反映される点が大きな魅力です。

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