拓け!!ほうふ農みらい

先輩農家インタビュー

有機農業で体と環境に良いお米作りを

栽培品目/水稲

佐波川流域集落営農株式会社 代表取締役 山本 友花 さん

Q.農業を始めた理由について教えてください。

高校を卒業して最初は自動車関係の会社に就職しました。その中でバイクが好きになり、建設業で体力をつけながら、オートレーサーを目指していたのですが、結果的にその夢は叶わなくなってしまいました。

そこで、今後自分が何の仕事をしようかと考えたときに、地元で仕事がしたい、人に喜んでもらえる仕事がしたいという想いから、自然と「食」が思い浮かびました。もともと外仕事が好きなこともあって、自然の中で働くことができる農業に魅力を感じ、求人を探していたところ、農業バイトサイトのアグポンでこの職場を知り、すぐに応募しました。

 

Q:今栽培している作物について教えてください。

2年前に前代表から会社を引き継いで、現在は水稲をメインに行っています。

栽培しているのは主に主食米として「旭」と「農林22号」の2品種と、鶏の餌となる飼料用米です。

中でも「旭」と「農林22号」はどちらの品種も、日本で生まれた歴史のある大変味の良いお米なのですが、栽培が難しいこともあって、栽培する農家さんはどんどん少なくなっています。

それでも、農薬や化学肥料のない時代から、日本の「食」を支えていたこれらの品種であれば有機農法でもしっかり育つと考え、栽培を始めました。

雑草や虫の対策に手間がかかりますし、収量も制限されてしまいますが、その高い安全性や味を理由に、購入してくださった方の多くがその後リピーターになってくださってますね。

 

Q:将来の目標や夢を教えてください。

私の目標は、農業を引き継ぐ若い世代が、安心して楽しく働ける環境や体制を作ることですね。

そのためには、しっかりと売り上げをあげていかなければいけません。

今、農業の担い手となる若者が減っているのは、収入の問題が大きいと思うので、生活を安定的に送っていくための収入の確保や、福利厚生を充実させるために、今農業をしている私たちが収入をどうやって増やしていくかを考えていく必要があります。

現在私たちの法人でも、農閑期である12月から3月の期間にも収入を確保すべく、試行錯誤しています。

 

Q:有機作物の魅力を教えてください。

収量は多くないですが、その分資材などの支出が抑えられるので、経営面で安心感がありますね。

また、太陽と佐波川の水の恵みだけで育てているので、食べてくださった方から「力が貰える」、「元気になった」という喜びの声が頂けることが何よりもうれしいことですね。

 

 

Q:ご自身でやってきて、有機農業のここが難しいと感じるところは何ですか?

雑草と虫から作物を守ることが大変ですね。 農薬などで防げない分、労力がかかります。

虫が作物につくと品質、収穫量が落ちてしまうので、有機農業での栽培をする場合は、常にこれらとの闘いとなります。

私たちも穂が出る2週間前までに草を刈って、雑草から虫が移らないようにするなどの工夫をしていますね。

 

 

Q:有機農業に興味のある方にアドバイス・メッセージをお願いします。

栽培自体は頑張ればできるようになりますが、重要なのは商品を売る営業力だと思います。

自分も営業が上手な方ではないのですが、商品の良さをアピールするトーク力などは重要ですね。

難しいところも多いですが、有機作物は学校給食に使われたりなど、需要は増えていく見込みなので、事業としての将来性は明るいと思います。

 

 

Q:最後に、有機農業に関わらず農業の良さはどういったところで感じられますか?

周辺にいる虫も変わったなとか、季節を感じながら仕事ができるのが農業の良いところですね。

あとはどうスケジュールを組んで仕事していくかなどを自分で決めることができるので、ある意味自由に生活できるところが魅力ですね。

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