拓け!!ほうふ農みらい

先輩農家インタビュー

農大で学んだ知識と仲間が今につながる

栽培品目/露地野菜:じねんじょ

河合 修平 さん

なぜ農家に転身されたのでしょうか?

東京からUターンで山口へ帰郷しました。最初は農業に絞っていたわけではありませんでしたが、やまいもまつり(有)の社長と話をさせていただいたり、作業を手伝わせていただいているうちに農業に興味を持つようになりました。

現在は研修中ということで、これまでの経緯を教えてください。

やまいもまつり(有)で数日農作業体験をさせてもらった後、農業の基礎を学ぶために、農業大学校の1年間社会人コースに進み、住み込みで機械の操作や様々な野菜の栽培方法などを学びました。現在は、1年間の現地研修中で、やまいもまつり(有)のもとで、じねんじょの栽培方法について学んでおり、来年の春に本格的に就農する予定です。

学校に行って良かったことを教えてください。

農業大学校に行く前は、当然ですが非農家で、何月に何の野菜が採れるかすら知りませんでした。年間を通して、機械の使い方や資格の取得、基礎的な事が学べ、0が1になったのが、とても大きかったです。ある程度の基礎を学び下地を作って現地研修に臨める事も良かったです。

今の生活はどうですか?

東京で働いていた時は、終電での帰宅が当たり前で下手すると始発で帰宅することもありました。それが今は23時に寝て夏場は朝5時に起きるという生活に変わりました。生活のサイクルが完全に変わりました。

今後の展望を教えてください

まだまだ研修で学ぶ事も多いです。学校は、カリキュラム通りに進むのですが、現場は、雨が降ったりイノシシが出たりと突発的な事がおきますので、今後は臨機応変に対応していけるようになりたいです。就農したのちは、今まで自分がお世話になったので、Uターンで帰ってこられる方のサポートなどできるようになれれば良いなと思っています。

就農を目指すにあたって重要なことは何でしょうか?

農業大学校や、防府市の担当者さんに協力していただくことが重要だと思います。私の場合は現在研修をさせていただいているやまいもまつり(有)の存在も重要でした。農業大学校で一緒に学んだ仲間とは今でも連絡を取り、付き合いが続いています。どれか1つ欠けていても上手くいかなかったかもしれません。就農を目指す方の努力も大切だと思いますが、一人では限界があるので、周囲のバックアップがとても重要だと思います。

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