拓け!!ほうふ農みらい

先輩農家インタビュー

目標に向けて計画を立てる

栽培品目/自然薯

河合修平 さん

就農されてみていかがですか

自然薯栽培は農繁期と農閑期がはっきりと分かれているので、すぐやらないといけないような作業が無い時は不安になったりすることもあります。僕の場合は、4月に定植し、10月頃まで蔓の誘引作業などの管理があり、収穫前の11月に割と時間に余裕が出ます。研修の時は、研修先の法人さんが年間を通して研修スケジュールを立ててくださっていたので、作業は一年中ありました。今は、そういった時にしっかり休息を取ればいいと思っていますが、作業が無くても圃場に行ってみたりして…就農して1年目ということもあって、自然薯や圃場の状態が気になるというのもありますが、自分自身で無駄が多いように思います。とにかくまだ慣れていないので、経験を積めばそういった作業計画も立てられるのではと思っています。
また、就農して自分でやってみて初めて、研修中に学んだことについて、“そういうことだったのか”と気づくことができました。

 

就農後の研修先との関わり合いについて

僕の場合は、すぐ近くに研修先の法人さんの圃場があるので、作物の状態や圃場の状態を見ていただき色々アドバイスをいただいています。まだ分からないことも沢山あるので大変ありがたいです。
また、現在生産している農地についてもその法人さんに紹介してもらいました。

 

地域の農事組合法人との連携について

農事組合法人切畑ファームと連携し、水稲や麦の植え付けや収穫などの作業を一部任せていただいています。去年の後半は機械のオペレーター業務も任せていただきました。作業受託者として法人の方々と一緒に作業していますが、農業経験が長い方たちばかりなので、僕の作業を見ていて思うこともあるのではないかと思いますが、皆さん優しく見守ってくださっています。
独立自営ということもあり、最初は一人で生産して販売して所得をあげたいと思っていた時もありましたが、作業受託は農業収入にもなるので本当に助かっています。
また、法人と連携したことによって、地域の人との繋がりもでき、新たな農地や家も紹介していただきました。

今後について

今後は安定して徐々に生産面積を拡大していきたいです。就農初年は20aですが、2年目の今年は倍の40a生産しようと思っています。実際に、生産に向けた作業も進めています。


 

農家を目指す方へのアドバイス

僕自身は、当初、目の前にあることをとりあえず一生懸命やれば、何とかいい方向に進むだろうという考えでした。それも間違いではないと思いますが、目標に向けてしっかりと計画を立てることをお勧めします。
しっかりとした計画がない場合、目の前のことだけに気を取られたり、漠然としていると行き詰ったりすることもあると思います。“無理だろう”と思う計画でも、きちんと計画としてあった方がいいと思います。目標とそれに向けた計画が明確であれば、周囲の人も協力してくれるはずです。

 

自然薯のおいしい食べ方を教えてください!

やっぱりとろろでしょうね!とろろそば、麦とろご飯もいいです。粘り気が強いので、磯辺揚げのような天ぷらもお勧めです。
是非多くの方に食べていただきたいです。

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