拓け!!ほうふ農みらい

先輩農家インタビュー

役員会にお邪魔して話を伺いました!

JA山口県防府とくぢ青壮年部のみな さん

青壮年部について

【事務局】青壮年部はJA山口県防府とくぢに属する部であり、JA青年組織綱領に基づき、地域農業振興、国民と豊かな食と環境の共有、担い手の育成等JAをよりどころにJA運動の先駆者として実践する自主的組織です。

現在部員は36名で、全ての部員に共通しているのは農業に関わる組合員であり、年齢制限や経営品目等の指定はなく、垣根を越えて構成されています。
毎年度(4月~3月)活動計画を定め活動をしています。

【原田部長】これだけ聞くと堅い組織のように感じられるかもしれませんが、そんなことは全くありません。様々な研修会やイベントを介し、部員同士の相互理解や情報交換、啓発活動を行っています。各々活動をとおして得た人との繋がりや考え方を自己の経営等や活動等にプラスに繋げるものとなっています。

 

主にどのような活動をされていますか

【安村役員】部員全体が集まるのは年度当初に開催される定期総会のみです。その他は、シーズンごとにイベントに参加したり、独自の活動の場合は研修会を開催したり、繋がり強化のため親睦会を開いています。また、県の青壮年部の活動にも参加しています。今年度はコロナ感染拡大のため中止が相次いでいますが、例年だと農林水産業まつりや農大祭などのイベントに参加し農産物の販売等を行っています。

 

新規就農者との連携や繋がりについて

【原田部長】新規就農された方はほぼ入部しています。皆、毎日農作業で作物とはとことん向き合いますが、出荷先や業者以外との繋がりがほとんど無く、孤独だったり情報が不足することも多々あります。

そうした状況のなか、横の繋がりを作るのには最適な場所であり、JA山口県防府とくぢ管内だけでなく、県下、全国の同志と繋がることがきます。

私自身も、相談したり先輩部員から刺激を受けたり等、もし入部していなかったら…と思うとゾッとするような経験を沢山しました。精神的にも繋がりが無かったら乗り越えられなかった局面も沢山あります。

もちろん組織なので、世話役が回ってきたり等は当然あります。大変な時もありますが、得られるものも大きいと私は感じます。どこにメリットを感じるかで入部を検討していただければと思います。

 

部員・新規就農者の声

【押元役員】私の場合は、就農し青壮年部に属したことで、横の繋がりができました。経営品目は違えど自分と同じく農業を営む人たちがすぐ近くに居てくれて、呼びかければすぐに話を聞いてくれる仲間がいて、困ったときには互いに助け合うというようなそんな場所です。

【吉次役員】私の場合は、就農を決意し研修に入る随分前に青壮年部に入部しました。就農するならと誘っていただいたことがきっかけです。活動を通してJA山口県防府とくぢ管内だけでなく他の市町の農業者と繋がりができたことで、その部の研修会の参加に声をかけていただいたりと得られる情報量が格段に上がりました。

【福田役員】研修会などの機会に限らず、懇親会やちょっとした雑談の際に交わした何気ない会話から、探している農地やハウス、販売先の情報が入るということもあります。

【安村役員】そうした情報は、部が独自で積極的に情報収集しているわけではなく、皆さん色々な経験や話を聞いているからこその引き出しであり、きっと繋がらないと得られない情報だと思います。

 

今後の展望や目標

【原田部長】青壮年部はポリシーブックというものを掲げています。ポリシーブックとは、農業や食の置かれた環境等の課題を示しながら、その課題を解決するための活動が記された云わば指針のようなものです。全国版と県版があり、各青壮年部はその指針に基づいて活動を行っています。

JA山口県防府とくぢ青壮年部も独自のポリシーブックを作成しその指針に基づき、より意味を持たせた活動を行っていきたいという考えでいます。JA山口県防府とくぢ管内でも就農地によって課題等の状況は異なるので、情報共有や相互で連携しながら進めていきたいと思っています。

今年度はコロナの影響もあり思うように活動できていませんが、イベントへの積極的な参加、地域農業振興につながる事柄や部会との関わりなど、今後、より積極的な活動を行うため検討や見直しが必要な面もあります。

また、青壮年部は、やはりJAの一部なのでJAの各部会はもちろん、組合員である私たち自身の成長が必要であり、新たな担い手も育てていかなければなければならないと思いますし、今後そうした新規就農者の力が必要であると感じています。

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