【農福連携】きゅうりの収穫体験を行いました!
~農業を通して広がる、人と人とのつながり~
体験の概要
- 実施日 令和8年7月31日(金)9時半から11時半
- 場所 めやま農園
- 参加者数 50人程度
- 体験内容 きゅうりの収穫、試食など
防府市で昨年新規就農した小川さんが営む『めやま農園』で、きゅうりの収穫体験が行われました。当日はめやま農園、社会福祉法人夢かれん、放課後等デイサービス事業所等、その他農福連携に携わる関係者の方々が協力し体験会を進行しました。小川さんをはじめ、夢かれんの方々からきゅうりの収穫方法について説明を受け、子どもたちは自分の手できゅうりを収穫し、収穫の楽しさを体験しました。
「こんなに大きいきゅうりが採れた!」
「こっちの方が長い!」
「7本も採ったよ」
「暑かったけど、楽しかった~」
子どもたちは採れたきゅうりを見せ合いながら、笑顔で農業の現場を楽しんでいました。
インタビュー
今回の取り組みを企画実施しためやま農園の小川さん、夢かれんの赤川さん、NPO法人HUB‘sの林さんに、それぞれの思いや今後の展望について伺いました。
①めやま農園 小川さん 「まずはやってみよう」から始まった取り組み
Q.今回、きゅうり収穫体験を実施しようと思ったきっかけは何ですか?
福祉事業所の職員さんと話をする中で、「利用者さんに農業体験をさせたいけれど、どこに相談したらいいか分からない」という話を聞いたことがきっかけです。
それなら「うちでやってみましょうか」というところから今回の取り組みが始まりました。
Q.農福連携を知ったきっかけは何ですか?
以前、他の農家さんのところへアルバイトに行った時に、農福連携の取り組みをされている方がいました。そこで農福連携があることを知り、「自分もいつかやってみたい」という思いを抱きました。
Q.農業の魅力はどんなところだと感じていますか?
自分が育てた野菜を「おいしい」と言ってもらえることが、一番のやりがいです。
Q.実際に作業してみて、印象に残ったことはありますか?
子どもたちが思った以上に楽しそうに収穫していて、本当にうれしかったです。

Q.農福連携の魅力を教えてください。
利用者さんには、現在片付けなど、簡単な作業をお願いしています。皆さん本当に真剣に取り組んでくれています。思っていた以上に作業が進むこともあり、とても助かっています。利用者さんには今後収穫作業などにも入ってもらい、農作業の経験を積んでもらえたらと思います。
②夢かれん 職業指導員 赤川さん 子どもたちも、”先生”も笑顔に
Q.今回の体験会を企画したきっかけを教えてください。
3月に行われた農福連携の座談会がきっかけです。めやま農園さんや夢かれんなど、今日来ている事業所の皆さんが集まり、「農業の魅力を伝えたい」「農業を通して人とのつながりを作りたい」「楽しんでもらいたい」という話をしました。その中で、「まずはイベントをやってみよう」ということになり、今回の収穫体験開催につながりました。
Q.子どもたちの様子を見て、印象に残ったことはありますか?
子供たちのテンションがすごく高くて、「こんなに曲がったきゅうりがある!」とか、「こっちの方が大きい!」と言いながら、大きさを競い合っていました。そんな姿を見て、「やって良かったなという気持ちになります。
また、今回夢かれんのメンバーが先生役として収穫方法を子どもたちに教えました。先生として教える側になるのは初めてでしたが、みんな生き生きとしていて、「こんな力もあるんだ」と新しい発見がありました。
Q.今後、農福連携で取り組みたいことはありますか?
今回だけで終わらせず、次につなげていきたいです。
春菊など、ほかの作物でも体験の機会を作りながら、農業に関わる人を増やしていけたらと思います。
Q.農福連携に興味がある方に一言お願いします。
農福連携というと、障害者と農業者だけをイメージされるかもしれませんが、年齢や障害の有無に関係なく、誰でも関われるものだと思っています。農福連携を通して広がる「つながり」があるので、興味のある方はぜひ参加していただけたらと思います。今回、「ほうふ農福つながり実行委員会」も立ち上げましたので、是非ご連絡いただき、一緒に進めていけたら嬉しいです。
③NPO法人HUB‘s 農福連携アドバイザー 林さん
農福連携は”人手不足対策”だけではない
Q.今回の収穫体験をご覧になって、どのように感じましたか?
子どもたちには「楽しかった」だけではなく、農業の大変さも含めて感じてもらえたらいいなと思いました。暑い中での作業なので、「暑くて大変だな」と感じることも大切な経験です。農業は簡単な仕事ではありません。でも、実際に体験することで、自分の将来の選択肢の一つとして考えるきっかけになります。
Q.農福連携の魅力について教えてください。
農福連携は、人手不足を解消するためだけのものではありません。農業や食の大切さを知ってもらったり、人と人とのつながりを広げたりすることにも大きな意味があります。今回のような取り組みを通して、農業を知る人が増えることが、これからの農業の未来につながっていくと思います。
Q.農家の皆さんへメッセージをお願いします。
最初から大きなことをする必要はないと思います。小川さんのように、「まずはやってみよう」という気持ちから始まることが大切です。農福連携はすぐに結果が出るものではなく、長い目で地域とのつながりを育てていく取り組みだと思います。












